自主防災会講演会

6/7(土)南風小学校体育館において校区初めての自主防災会講演会が開催されました。

南風小学校6年生96名を含め230名を超す参加がありました。

2部構成となっており、第1部は令和2年7月に熊本豪雨により被災された人吉市上新町の町内会長 白石忠志氏に講演を行っていただきました。

人吉市では阪神淡路大震災、東日本大震災後、「自主防災組織」の作成を促し、
①倒壊した家屋から被災者の約9割を救出したのが地区の住民であったこと
②行政がうまく機能しなかった中、けが人の救出等は住民同士が助け合い工夫しながら自然と「顔のみえる関係」が生まれ、避難所においても声を掛け合って支えあった
ことから、地域での防災訓練の実施と参加を呼びかけ、毎年繰り返し行い、それが今回の災害時に非常に生きたとのことでした。

講演に参加した小学校6年生から10名近くの質問の手が上がり、事の重要性を実感している様子でした。

第2部は白石氏に加え、パネリストとして地域の有識者を含め質疑応答がなされました。防災訓練の継続のコツや小中学生のかかわり方、災害時のリーダー育成、糸島市の防災に関する考え方等様々な意見交換がなされました。キーワードとして「日頃から」という言葉が印象的でした。

南風校区が誕生して26年、この間、校区にかかわる大きな災害は起きていませんが、「災害は忘れたころにやってくる」ことを肝に銘じ、校区として取組むことはもちろん、各人が意識をもって、何らかの対策をすることが大事と思いました。

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