7月は同和問題啓発強調月間です。
7/6(日)津軽三味線奏者虎高さんにお越しいただき「津軽三味線と我が人生」をテーマに人権講演会が開催されました。90名ほどの方が観覧に訪れました。

三味線と人権?と思われる方は多いと思いますが、三味線は「瞽女(ごぜ)」と呼ばれた盲目の女性旅芸人が生計のために広まったという歴史もあり、そういった方々はやはり偏見や差別の対象とされていたということです。


固い話ばかりではなく、風雪ながれ旅や津軽じょんがら節等の迫力のある三味線演奏もいっしょに楽しむことが出来ました。

また後半では虎高さんの弟子時代の話や、東日本大震災以降の壮絶な体験、再び三味線と出会い、それに向き合い努力し続けている今を語っていただきました。今年は大阪万博でも演奏を披露したそうです。

虎高さんが大事にしている言葉 「心におやさいを」 お・・・思いやり や・・・やさしい心 さ・・・差別をしない い・・・命を大切に が心にしみました。












