ひまわりキッチン

3/16(土)南風ささえあい隊による「ひまわりキッチン」が南風コミュニティセンター2階大研修室で開催されました。

南風ささえあい隊は校区社協OBや地域の福祉委員のOBたちを中心に20名ほどで活動しており、このひまわりキッチンもその活動のひとつです。以前は食材も全部購入していましたが、今では地域の方々からの提供も増えてきました。

ただ食事の提供をするだけでなく、より多くの人に気軽に来てもらえるよう開催するたびにいろいろな企画を催していただいています。

今回は「九大iTOP」(「学生と地域をつなぐまちづくり」をコンセプトに、糸島市および西部七校区を舞台に活動している九州大学公認サークル)による「人口イクラを作ろう!」という科学教室。

そして能登半島地震チャリティーバザー。

今回も100名近くの方が参加され、楽しく食事をされ会話を楽しんでいらっしゃいました。開催は不定期ですが、年間3~4回は行う予定です。次回はぜひご参加ください。

多久川クリーンアップ大作戦

3/2(土)第17回多久川一斉清掃を行いました。天気はよいものの肌寒く感じる中、前原中、前原西中の生徒がボランティアで23名参加、総勢約40名で午前9時から行いました。

中学生は最初に南風コミュニティセンターにて説明を受け、その後7名が胴長を着ていざ出発。

新多久橋(バス通り)から立屋敷橋を経由して荻浦橋までの約1.2Km、おおそ1時間半にわたり丁寧にゴミ回収を行っていきました。

道路沿い、特に竹やぶになっている箇所にはおそらく車から投げ捨てられたであろうゴミが多数ありました。また、大きなものでは自転車の投棄もありました。

みなさんのおかげで1年ぶりにきれいな多久川になりました。ボランティアで参加されたみなさま本当にありがとうございました。余談ですが、お土産で持ち帰ってもらったお菓子が非常に好評でした。

これからは桜の開花時期です。新多久橋のたもとにある「みなくるBase」では3/18(月)~4/8(月)まで敷地を開放いたします。椅子やテーブルがありますので散策でちょっと休みたい、桜を見ながらご飯を食べたいという方は是非ご利用ください。

LGBTQ+ に興味をもって! そして「あしたも、いっしょにいきよう」~あんみつ姫

2月17日、南風コミュニティセンター大ホールで「あしたも、いっしょにいきよう!」が開催されました。1月に申込を開始した際、限定100名の席が、わずか50分で満席になったこのイベント。惜しくもチャンスを逃した皆さん、大変申し訳ありませんでした。

 参加者は招待状を持って受付へ。受付では、手首に虹色のリボンを結ばせてもらいました。誰かが誰かにリボンを結んで、ご縁が繋がります。ご縁ある参加者とスタッフ全員がホールで繋がり、開演です。

第一部は「みんなちがって、みんないい」。YouTuberのかずえちゃんはじめ11月に開催された九州レインボープライドの参加者のメッセージからスタートしました。映像に続いてステージに登場したのは糸島出身のアーティスト東条 柳(とうじょう やな)さん。鮮やかなブルーのスーツに身を包んだ東条さんの歌は「True Feeling」。「いつの間にか演じている 自分らしさの裏側に隠す想い」という歌詞に込められた東条さんのこれまでの葛藤を経験談を交えて語ってくだしました。東条さんからのメッセージのひとつは「大丈夫?」という声掛けを大切にしてほしいということでした。

 次に話をしてくださったのは応援者Ally(アライ)という活動をしている土橋 あゆ子(つちはし あゆこ)さん。子どもさんがXジェンダーだとのカミングアウトに、戸惑ったり、反省したりを繰り返しながら、今では自分のお子さんのみならず、その仲間の方々にもしっかり寄り添い「あゆママ」と慕われています。まだまだ日々勉強中という土橋さんは「2023年の性的マイノリティと呼ばれる人たちの割合は9.7%」と伝えてくださいました。この数は左利きの人、AB型の血液の人と同じ割合です。つまり、私たちの周りに「いない」のではなく「いえない」人がいるのです。いえない状況をつくっているのが私たちなのですね。

 最後に、糸島市社会人権・同和教育指導員の藤井 浩幸(ふじい ひろゆき)さんが、教員時代から35年以上に亘り人権教育に携わってきた経験と知識、更に現在大学で人権問題論の講義をする中で得られた学生の感想なども紹介してくださいました。いろんな果物が混在するフルーツバスケットから、その全てを混ぜ合わせた「ミックスジュース」の社会が望まれることを示してくださいました。

 一部の締め括りにゲストが登場しました。土橋さんのお子さんでアーティストのしろさんです。

裸足でステージに駆け上がり、ギターを抱えて歌ったのはオリジナル曲「カラフルな街」。しろさんの歌声は、心の叫びのようで、みんなの心に突き刺さり、多くの人が涙をぬぐっていました。第一部の進行は前原西中学校放送部が務めてくれました。

 第二部は「あんみつ姫さんといっしょ‼」。今年40周年を迎える「あんみつ姫」さんは、究極のエンターテインメントを提供する劇団です。歌って、踊って、参加者を笑いの渦に巻き込んで・・・。最後にはキャストと出演者全員がお見送り。あんみつ姫の座長・とまとさんから、参加者とスタッフ一人ひとりにレインボーキャンディが手渡されました。全員が弾けんばかりの笑顔でホールを出ていく姿に、あしたも、いっしょにいきていけることを確信しました。